最近にある本が山積みにされている。そのある本の題名を言っちゃうと、ばれちゃうので書かないが、エビちゃん風のかわいい女の子の漫画が、表紙に書かれた本だ。
実はこの私、その作者と会ったことがある。
私はある集会に参加した、別に秘密結社の集会ではなく、それはセミナーを主催する人たちの集まりだった。 起業家だったり、コンサルタントだったり、わけのわからん人だったり、ようするに自分の考えを、人に押しつけようとする、非常に自己顕示欲の強い人たちの集まりだった。
どなたも、自信満々で、目つきが活発で、1mmでも自分を前に出そうと実践していた。 お気楽、極楽、のんびりさぼりの私にとって、正直このタイプって苦手。どうも落ち着かない。
それじゃ、おまえは何で、何のために行ったんや?と、突っ込まれそうだが、実は今やろうとしている仕事の関係で、あれよあれよと参加することとなった。
話は回りくどくなったが、要するにその中の一人に、作者がいた。
変わり映えのしない青年だった。
凡庸な私の周りにいるような、才にあふれた人生の勝者の様な、人たちの中で、その私と何ら変わり映えのしない、平凡なオーラを沈殿させていた。 正直な話、「へえ〜こんな人も、起業してセミナーとか開んや。」と、起業ブームもここに極めりと、ひどく驚いた記憶がある。
これで、ご理解いただいただろう。なぜ、彼の名前と、書籍名を証せないのか。
誰もが、生き生きと起業だとか、戦略だとか、自立だとか、自己啓発だとか、儲けだとか何だとか語っている中で、作者はぼくとつと、今までの経験から○○○ を通して、自己成長をすることを人に伝えるセミナーや、書籍、CDなどで起業していると語った。
なんだか平凡な容姿と同じく、内容も平凡だな〜と、これまた驚いた。「こんな事、トヨタとか、何だとかずっと昔から言われているじゃない。」と、一笑に付した。 それがそれがである、なんだか最近よく書店に積まれているな〜と、思ってよく見たら、そう言えば前にさえない兄ちゃんが、言ってた内容そのものだった。
まさかね〜と、作者を見て、前もらった名刺を引っ張り出してみたら、まさにその人そのものだった。 人の世とは不思議なものだ。あのさえない兄ちゃんが、ベストセラー作家になったとは。
人は見かけじゃよらないものです。
今いる会社は、それぞれが独自で仕事を抱えているから、あまりお互いで
話し合わなくても、仕事が進む。
一応形だけ役職付きの人がいるが、このなのだから管理せずとも、それぞれが
勝手に仕事をして、結果も出すから楽なものである。
もちろんその管理者も、自分の仕事を抱えて、自分だけで仕事をしているので、
社員としての役目は果たしているのだが。
そんなことだから、いざ一人でまかなえなくなるような、大きなプロジェクトが
入ると、とたんにヘナヘナになるのが、哀しいところだ。
とにかく、皆をまとめてコミュニケーションを取りつつ、仕事を進める経験すら
無いのだから、プロジェクトリーダーとしてとりあえずたった人は、責任の核も
判らず、自分ですべて抱えるか、手当たり次第に人に投げまくるばかりである。
収拾して方向付ける人が皆無になる。
そこで、今私が担当している少々骨が折れる仕事を、適任に分担して、それを
管理しつつ進めるため、担当してくれそうな人や、担当していた人を集めて、
勝手気ままに打ち合わせの場を持った。
皆忙しいし、それぞれが仕事を処理するのが当たり前だから、怪訝な顔をされ、
余計な事をとあからさまに示されたが、今後の仕事のあり方を方向付けるために
どうしてもと、参加してもらった。
それぞれの議題を、皆で意見を発散しつつ、あえて収拾したり一方的に答えを
要求したりせず進めていくと、これが最終的にはピッタリとツボに入った。
それぞれの心の中で現状が判り、それぞれの心の中で未来が見えた。そして、
それぞれの心の中で、行うべき行動が割り振られた。
おもしろかった。
一人の人の力から、それを合わせて1000倍の力にする。
そんな、仕組みづくりをしたいなと思う、今日この頃である。
Author:paxman
Macや、本や、映画、文具が大好きで、それにもまして、
さぼりが大好きな、男です。pax(平和)を求めて、日々さぼりつつ
思考し、インターネットの片隅で、ぼやきます。